畢祿羊頭縦走 D2 ウェイポイント

2026年9月12日 16件のウェイポイント 25枚 6.21 km

▶︎ リプレイ

D2 ウェイポイント の地図
その日のルートと16件のウェイポイントの位置(番号は下のリストと対応しています)。

D2 行程

東北季風の影響で、初日の夜はそれまでの好天が霧雨に変わり、ほぼ一晩中降り続いた。午前3時30分に出発した後もしばらく降り続いてからやんだ。そのためテント場から畢祿山までの往復の矢竹の藪はびしょ濡れで、地面は濡れた木の根と石だらけ。まったく信用できず、一歩ごとに一つの支点だけに頼ることはできなかった

鋸歯連峰
テント場を出て約1キロ、200メートルほど登ると記録点17の鋸山六峰に着き、ここから鋸歯連峰が始まる。畢祿山へ向かって六峰、五峰、鋸山、三峰、二峰、一峰と続き、最後にもう一つ鋸山前峰がある。登り下りの連続で、ロープでの下降も何か所もある。ロープ場では下を見ても足場が見えるとは限らず、足で少し探る必要がある。仲間と一緒なら互いに気を配って足場を声で教え合ってほしい。重装で鋸歯連峰を越えるのは本当につらく、だから2日間の畢羊は日帰りや3日間よりむしろきつい。2日間では重装のまま最後まで歩くしかないからだ。しかも全行程に密生した矢竹の藪が何か所もあり、天候が悪いときに全身を防水装備で守っていないとずぶ濡れになる。筆者の実体験では、身に着けていたGore-Texはすべて浸水した。レインジャケット、レインパンツ、長靴こそ台湾で百岳を登るときの最強の三点セット

6時30分ごろ、記録点20の鋸山三峰付近で霧が少し晴れ、霧の中に小さな輪の虹まで見えた。これは一般に「ブロッケン現象」(グローリー)と呼ばれるもので、ずぶ濡れの道中のささやかな幸せだった。記録点22で左折してガレ場を登り、記録点23のガレ場の上までは浮石が多く落石しやすいので、前後の山友は間隔を空けること。ここには補助のロープが2か所あり、雨の日は非常に滑りやすいので必ず慎重に進むこと。ただ良い点は、快晴の日のように日差しにさらされないこと。この区間は快晴だと、上からは日差し、下からは石の照り返しで蒸される

畢祿山
鋸山前峰を過ぎ、記録点26の畢祿テント場と記録点27の分岐を通ると、10分足らずで標高3,371メートルの畢祿山三角点に着く。筆者はテント場から休憩込みで約5時間かかった。当日の山頂は真っ白で風も強く、一晩中の霧雨で湿気も重かったため、みな長居せず、風のない場所まで戻って休憩し飲食した

来た道をテント場へ戻る。帰りは足場が見えないという問題はないが、湿った天気が続いているので、踏んだ足場はやはり信用できない。ロープから絶対に手を離さず、結び目の部分に手を掛けて摩擦を増やすこと。手袋は必携。手が届く木の根や石も、力だけで体を引き上げられるほどしっかりしているとは限らず、結局は足に頼ることになり、その足場がまた濡れて信用できないという話に戻る。だから要は、手とロープの結び目、そして足場探しを連動させる、その動き方にある。筆者は帰りに休憩込みで4時間少々かけてテント場に戻った

一日中湿った環境で8時間以上歩き続けたせいか、テント場に戻って着替えても体がとても冷えていた。同行の蔡さんが日本のEVE(エスエス製薬の解熱鎮痛薬、主成分はイブプロフェン)を1錠くれて、飲んで一晩寝たら3日目には完全に復活した。この場を借りて特に感謝したい

実走記録

  1. 記録再開

    14 記録再開

    03:30 3017 m 0.00 km

    3,372 m2,985
  2. ↓29分 390 m ↑16 m ↓25 m

    座って休憩

    15 座って休憩

    03:59 2999 m 0.39 km

    3,372 m2,985
  3. ↓33分 500 m ↑130 m

    休憩デッキ

    16 休憩デッキ

    04:32 3141 m 0.89 km

    3,372 m2,985
  4. ↓15分 120 m ↑42 m

    鋸山六峰 鋸歯連峰の始まり

    17 鋸山六峰 鋸歯連峰の始まり

    04:47 3203 m 1.01 km

    3,372 m2,985
  5. ↓23分 270 m ↑32 m ↓10 m

    畢羊名木畢羊名木畢羊名木

    18 畢羊名木

    05:10 3200 m 1.28 km

    3,372 m2,985
  6. ↓43分 440 m ↑122 m

    鋸山

    19 鋸山

    05:53 3338 m 1.72 km

    3,372 m2,985
  7. ↓35分 190 m ↑50 m ↓33 m

    鋸山三峰鋸山三峰
    ヘッドランプとレインウェアの登山者が「鋸山」と書かれた石を持つ。背景は青空と霧、登山アプリのチェックイン表示入り
    「鋸山」の石を持ったチェックイン写真(登山アプリ)、2026-09-12 06:29
    霧の中、森の上に小さな円い虹が現れ、右下に松の枝
    霧の中の小さな輪の虹(ブロッケン現象)、2026-09-12 06:31
    霧の中で近くから見たブロッケン現象、森の上の色の輪
    ブロッケン現象を近くから、2026-09-12 06:31

    20 鋸山三峰

    06:28 3322 m 1.91 km

    3,372 m2,985
  8. ↓18分 50 m ↓20 m

    展望地

    21 展望地

    06:46 3322 m 1.96 km

    3,372 m2,985
  9. ↓28分 320 m ↓71 m

    左折してガレ場を登る左折してガレ場を登る

    22 左折してガレ場を登る

    07:14 3248 m 2.28 km

    3,372 m2,985
  10. ↓16分 120 m ↑68 m

    ガレ場の上

    23 ガレ場の上

    07:30 3317 m 2.40 km

    3,372 m2,985
  11. ↓11分 100 m ↑13 m

    鋸山一峰鋸山一峰

    24 鋸山一峰

    07:41 3361 m 2.50 km

    3,372 m2,985
  12. ↓14分 110 m ↑23 m

    鋸山前峰

    25 鋸山前峰

    07:55 3358 m 2.61 km

    3,372 m2,985
  13. ↓21分 260 m

    畢祿テント場畢祿テント場

    26 畢祿テント場

    08:16 3347 m 2.87 km

    3,372 m2,985
  14. ↓4分 110 m

    分岐

    27 分岐

    08:20 3348 m 2.98 km

    3,372 m2,985
  15. ↓7分 70 m ↑18 m

    畢祿山三角点

    28 畢祿山三角点

    08:27 3371 m 3.05 km

    3,372 m2,985
  16. ↓4時間47分 3.16 km ↑185 m ↓544 m

    テント場に帰着

    29 テント場に帰着

    13:14 3014 m 6.21 km

    3,372 m2,985

記録終了13:14 3003 m 6.21 km 鋸東避難小屋

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